ネットワークカメラの可能性

 

webカメラとネットワークカメラの違い

最近は安価なネットワークカメラが普及してきました。ところで、そもそも以前からあったwebカメラとネットワークカメラはどこが違うのでしょうか?

webカメラといえば、ノートPCに取り付けてチャットなどを行う用途が多いです。PCに接続しないと撮影できず、接続先のPCでしか閲覧することはできません。それに対してネットワークカメラはIPアドレスを持ち、単体で動作します。撮影した映像はスマホ等でチェックでき、より広い範囲を撮影することが可能です。

 

 

<h2>普及しつつあるネットワークカメラ</h2>

こうした特性から、ネットワークカメラは以前から防犯、監視用に使われていました。最近では低価格化が進み、身近な場所にネットワークカメラが普及しつつあります。例えば受付や会議室などの利用状況のモニタリングといった一般人向けの用途が増えています。またペットや子ども、高齢者の見守りなどにも効果を発揮します。

  

コスパの高いネットワークカメラ「スマカメ(CS-QR10)」

スマカメは7,980円のネットワークカメラです。壁面に取り付けるネジやプラグも付属しています。初期設定は簡単で、説明書は1枚で済みます。同名の無料アプリ「スマカメ」をインストール(もちろんiPhone版、Android版に対応)してから、アプリ内でCS-QR10の背面にあるQRコードを撮影すると、ユーザーIDを設定できます。

機能としては、映像・音声をライブで視聴できます。録音機能はついていませんが、32GBのmicroSDカードを使うと最大192時間の自動録画が可能です。スマホ側で撮影を操作することもできます。

また動きを察知すると自動で録画する「動体検知」に対応しています。首振りは手動のみですが、手軽にネットワークカメラを使いたい方にはお勧めです。

「みまもりモード」は、動体検知と録画モードを自動で切り替えることができる機能です。オンにしておけば動きがあった時だけ記録できるため、外出時に使う役に立ちます。みまもりモードのオンオフはスマホ上で可能です。

 

 

モバイルルーターの使用で増える可能性

スマホだけでは通信速度が遅く、CS-QR10の性能を活かしきれません。モバイルルーターと併用することで、離れた場所でもCS-QR10が使用可能になります。

操作していない時間もポーリングと呼ばれる通信を行うため、スリープモードにはなりません。ポーリングの通信量はごく微量のため、モバイルルーター通信制限の心配は不要です。